インプラント治療インプラントを専門とした医師と安心した治療を行っております

インプラント治療とは

インプラント治療とは

インプラント治療は、顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯(被せ物)を装着することで、歯を失った部分の見た目や噛む機能を回復させる治療法です。 インプラント治療の特徴は、天然歯に限りなく近い自然な見た目と噛み心地です。人工歯は、周囲の歯の色や形に合わせてオーダーメイドで作製されるため、天然の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになります。また、インプラントは顎の骨にしっかりと固定される構造のため、装着中にずれたり浮いたりすることがありません。入れ歯のように不安定になることがなく、しっかりと噛むことができ、表情筋にも力が入りやすいため、顔立ちや輪郭も整いやすくなります。

インプラントには、健康な歯に悪影響を与えないという特徴もあります。ブリッジ治療のように両隣の健康な歯を削る必要がないため、大切な歯を守ることができる点も大きな利点です。周囲の歯に負担をかけず、必要な部分だけをピンポイントで補えるという意味で、お口全体の健康を長く維持しやすい治療法といえます。

さらに、耐用年数についても、適切なケアと定期的なメンテナンスを行えば10年~20年以上使用できることも多く、スウェーデンでの研究報告では35年以上もったというケースも報告されています。10年後の残存率が90%以上という報告もあり、長期的に機能する治療法として高い評価を得ています。

ただし、インプラント治療は全ての方に適応できるわけではなく、顎の骨の量や全身の健康状態などを確認するための精密な検査が必要です。また、外科的処置を伴うため、治療には一定の期間とメンテナンスも必要となります。インプラントを長く安心して使っていただくために、当院では定期的なチェックとプロによるメンテナンスを推奨しています。

※治療効果や経過には個人差があります。まずはカウンセリングにて、適応や治療内容について詳しくご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

インプラントはこのような方に適しています

奥歯を失ってしまい、食事の際にしっかり噛めずに困っている方
奥歯は噛む力がとても必要な部位です。奥歯を失うと、食べ物がしっかり噛み砕けず、消化不良につながったり、食事を楽しめなくなったりすることがあります。インプラントは、顎の骨にしっかりと固定されるため、天然の歯と変わらない強い力で噛むことが可能です。硬いものでもしっかりと噛み砕けるようになり、食事のストレスから解放され、天然歯に近い噛み心地を得ることができます。
入れ歯が合わず、違和感や痛みがあって日常生活に支障を感じている方
入れ歯は食事中や会話中にズレたり、安定しなかったりすることがあります。また、歯ぐきに当たる部分が痛んだり、食べ物のカスが挟まったりすることで、日常生活にストレスを感じている方も少なくありません。インプラントは、顎の骨に直接固定されるため、ズレる心配がなく、異物感も少ないのが特長です。
自分の歯のような自然な見た目と噛み心地を取り戻したいとお考えの方
インプラントは、外観が天然歯に近いため、自然な見た目を実現できます。機能面でもしっかりと固定されるため、自分の歯と同じような力で噛むことが可能です。食事や会話など、お口を使う全ての場面で自然な感覚を取り戻せます。
周囲の健康な歯を削ることなく、できるだけ負担の少ない方法で治療したい方
ブリッジ治療では、失った歯の両隣の健康な歯を削る必要がありますが、インプラントは単独で機能するため、周囲の歯を傷つけずに済みます。将来的な口腔全体の健康を考えると、ほかの歯に負担をかけないインプラントがおすすめです。

矯正治療・審美治療と連携した、
包括的なインプラント治療のご提案

矯正治療との連携で、インプラントの機能と美しさを最大限に

矯正治療との連携で、インプラントの機能と美しさを最大限に

当院では、噛み合わせや歯並び、顎の骨の状態などを総合的に診査・分析したうえで、長期的に安定し、美しく機能する口腔環境の構築を目指した包括的なインプラント治療をご提案しています。矯正治療や審美補綴と組み合わせることで、インプラントの機能性と審美性の両方をとても引き出すことが可能です。

歯を失った部位にそのままインプラントを埋入できるとは限りません。特に長期間歯がない状態が続いていた場合、歯ぐきの位置が下がったり、周囲の歯が倒れ込んだりして、適切なスペースや骨量が確保できないケースも多く見られます。こうした場合、まずは矯正治療によって歯並びや噛み合わせのバランスを整えることで、インプラントに適切な位置と環境をつくり出します。噛み合わせ、歯列、顎骨の調和は、インプラントを長く安定して機能させるうえでとても重要な要素です。

機能だけでなく、美しさにも配慮したインプラント治療

機能だけでなく、美しさにも配慮したインプラント治療

特に前歯など、見た目が大きく影響する部位においては、インプラントの機能性だけでなく、審美性への配慮が欠かせません。歯の色、形、歯ぐきとの境界の自然さなど、口元全体の印象を大きく左右する要素を慎重に見極めながら治療を進めていきます。 当院では、仕上げとなる被せ物(上部構造)にジルコニアなどの高品質な素材を使用し、天然歯に近い透明感や質感を再現しています。また、必要に応じて矯正治療やホワイトニングなどの審美治療と連携し、口元全体がバランスよく整うよう、トータルで治療計画を立ててまいります。

インプラント担当医と
総合歯科医による包括的な連携体制

インプラント担当医と総合歯科医による包括的な連携体制

インプラント治療は、歯を失った部位に人工歯根を埋入し、被せ物を装着することで、見た目や噛み心地を再現する先進的な治療法です。しかしながら、インプラントが長期的に機能し、自然な口元を実現するためには、単に人工歯を埋め込むだけでは不十分です。顎の骨の状態、噛み合わせ、周囲の歯や歯ぐきとのバランスなど、口腔内全体を総合的に診ることが求められます。 当院では、インプラント治療の専門的な技術を持つ歯科医師と、噛み合わせや矯正治療、審美治療に精通した総合歯科医が密に連携することで、精度の高い診断と治療を実現しています。CT撮影による三次元的な骨構造の確認や、模型・口腔内写真を用いた詳細な検査、噛み合わせの動的な分析など、多角的な視点から患者さんのお口の状態を把握し、治療計画を立案します。必要に応じて矯正治療や歯周病治療を先に行うことで、インプラントの埋入位置や角度を適切にし、長期的な安定性と見た目の自然さの両立を図ります。

インプラント担当医の視点
インプラント担当医の視点
インプラント担当医の視点

CT撮影などの精密検査を通じて、顎の骨の状態や神経の位置を正確に把握します。また何故その歯は失ってしまったのか、患者さんの背景も確認して安全なインプラント埋入計画を立てます。

総合歯科医の視点
総合歯科医の視点
総合歯科医の視点

歯並びや噛み合わせ、歯周病といったお口全体のバランスを考慮します。必要に応じて事前に矯正や歯周病治療、お口のクリーニングなどを行い、インプラントを長持ちさせるための適切な環境を整えます。

両方の専門的な視点からアプローチすることで、見た目の美しさと機能性を両立させた、より質の高いインプラント治療を実現します。

インプラント担当医

市川 淳也

経歴 愛知学院大学歯学部 卒業
資格・所属学会 日本口腔インプラント学会所属
インビザライン認定医
修了コース IADS補綴コース修了
Jノーベルバイオケア ・インプラントベーシックコース修了 ・インプラントアドバンスコース修了 ・ソフトティッシュグラフト修了 ・マイナーグラフトコースStep 1 Step2 修了

インプラント治療の流れ

当院では、長く安心してインプラントを使っていただくために、事前の準備から手術後のメンテナンスまで、丁寧かつ段階的なプロセスで進めています。

初診・カウンセリング
初診・カウンセリング

初診・カウンセリング

まずはお口のお悩みやご希望を伺い、患者さんがインプラント治療に対して適しているかを判断します。これまでの治療歴や全身状態なども確認し、必要があれば、ほかの選択肢も含めてご提案します。

精密検査(レントゲン・お口のなかの写真撮影・歯型の採取など)
精密検査(レントゲン・お口のなかの写真撮影・歯型の採取など)

精密検査・シミュレーション分析

治療計画を立てるために、CT撮影や口腔内スキャンを行い、骨の厚みや神経の位置・歯並び・噛み合わせの状態を立体的に確認します。取得したデータをもとに、インプラントをどこにどの角度で埋入するかを、シミュレーションソフトを使って綿密に設計します。

精密検査(レントゲン・お口のなかの写真撮影・歯型の採取など)
精密検査(レントゲン・お口のなかの写真撮影・歯型の採取など)

事前クリーニング(手術の約1週間前)

手術に向けて、お口のなかの環境を整えるためのプロフェッショナルクリーニングを行います。歯垢・歯石を取り除き、感染リスクをできる限り減らします。

インプラント手術
インプラント手術

インプラント手術

局所麻酔のもと、シミュレーションに基づいてインプラントを顎の骨に埋め込みます。処置は通常1〜2時間ほどで終わり、痛みや腫れも数日で落ち着くことがほとんどです。

治癒期間
治癒期間

治癒期間

インプラントと骨がしっかり結合するまで、通常2〜6ヶ月の治癒期間を設けます。この期間中も経過観察を行い、トラブルがないかを丁寧に確認していきます。

上部構造の製作と装着
上部構造の製作と装着

上部構造の製作と装着

インプラントが安定したら、上部構造(人工歯)を作製します。まずアバットメントという連結パーツを装着し、ジルコニアなどの素材で自然な見た目と噛み心地を再現した人工歯を製作・装着します。

メンテナンス・定期検診
メンテナンス・定期検診

メンテナンス・定期検診

治療が完了した後も、インプラントを長持ちさせるには日常のケアと定期的な検診が重要です。クリーニングや噛み合わせの確認などを継続して行い、安定した状態を保ちます。

治療期間・通院回数について

治療期間・通院回数 インプラント治療は、カウンセリング・CT検査・治療計画の立案にはじまり、 インプラント体の埋入手術、骨と結合するための治癒期間、最終的な人工歯(上部構造)の装着まで、いくつかの工程を順に進めていきます。 一般的な目安として、通院は5〜10回程度、治療期間は約5〜8か月ほど かかります。 ただし、お口の骨の量や状態、抜歯や骨造成などの前処置の有無、治癒の進み具合によって、 治療期間が半年〜1年ほど必要になる場合 もあります。 治療の流れや必要な期間は、診察・検査の結果をもとに、カウンセリング時に詳しくご説明いたします。

費用について(自由診療)

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よくあるご質問(FAQ)

Q.

インプラント治療の期間はどれくらいですか?

A.

インプラント治療の期間は患者さんの状態によって異なります。骨の状態や治療の内容によっては、3ヶ月程度で終わる場合もありますが、複雑な治療の場合は、半年から1年ほどかかることもあります。治療計画は個別にご説明しますので、まずはご相談ください。

Q.

インプラント治療は痛みがありますか?

A.

インプラント手術は局所麻酔を使って行うため、手術中の痛みはほとんど感じません。術後に多少の腫れや痛みが出ることがありますが、ほとんどの方が痛み止めでしっかりとコントロールできます。

Q.

 インプラントはどれくらい持ちますか?

A.

インプラントは適切なケアと定期的なメンテナンスを続けることで、10年以上、場合によっては一生使い続けられることもあります。ただし、患者さんの骨の状態や生活習慣、口腔ケアの状況によって寿命は変わるため、定期検診を受けることが大切です。

Q.

インプラントは何歳から受けられますか?

A.

インプラント治療は、顎の骨の成長が完了する20代以降の方であれば基本的に受けることが可能です。ただし、治療後は定期的なメンテナンスが必要になるため、当院では高齢の方には慎重にご提案しています。患者さんの健康状態や生活状況を考慮し、適切な治療方法をご案内いたします。

Q.

インプラントのメンテナンスは大変ですか?

A.

インプラントを長持ちさせるためには、毎日の丁寧な歯みがきがとても大切です。特別なケアは必要ありませんが、普段の歯みがきをしっかり行うようにしましょう。また、3ヶ月に一度の定期検診とクリーニングを受けることで、問題の早期発見や予防につながります。無理なく続けられるメンテナンスが重要です。

Q.

インプラントを受けられないのはどのような場合ですか?

A.

顎の骨の状態や身体の健康状況によっては、インプラントが難しい場合もあります。例えば、重い病気があったり、骨が弱い場合は注意が必要です。まずは詳しい検査を受けて、医師と相談しながら治療が可能かどうかを判断しましょう。

長久手市でインプラント治療をご検討の方へ
  • 当院では、単に人工歯を埋め込むのではなく、「噛む力」「見た目」「将来的な健康」まで考えた治療をご提供しています。矯正治療・審美治療・補綴治療の専門的な視点を組み合わせ、総合的なサポート体制を整えていますので、どうぞ安心してカウンセリングへお越しください。

  • 当院の取り組みと安心の体制